2017-10

ダイアクロン Side Story 6 - 2017.03.10 Fri

・青い目
「なんでだ!なんでなんだよ!!」
ワルダー軍団のマシーンが出現したとの情報を得たダイアクロン。緊急出動したプロトバトルスが消息を絶ち、バトルスチームが現地へ派遣されたのだが
『分析中だ!可能な限り交戦は避けろ!』
そこにいたのは破壊されたワルダーロボではなく
「なんで・・・なんでプロトバトルスが向かってくるんだ!!」
かつての戦友の姿だった。

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・DIA-NAUTS
分析結果は意外と早く出た。しかしその結果は隊員たちを驚愕させるのに充分なものだった。
「・・・ランドマスターからの指令だと?」
ダイアバトルスV2には有事の際にギガゾーンの中枢電子頭脳<ランドマスター>が遠隔操作する機能がある。本来なら手続きを踏んで初めて承認されるものである。それがなぜか勝手にプロトバトルスを操作している。しかし本部からの返答は
「そんな指令は出していないそうです。プロトバトルスは一体何に操作されているのでしょう」
「わからん。わからんがとにかく指令をシャットダウンするんだ!それまでは時間を稼いで貰うしかない・・・」

IMG_7099



・BLUE VS RED
「時間を稼げったって・・・!」
プロトバトルスとダイアバトルス。この二機の性能は互角ではない。プロトバトルスの方が出力が高いのだ。
バトルス01部分は頑丈に作られているとはいえ何が起きるかわからない以上、迂闊に武器は使えない。可能な限り肉弾戦で対応しなくてはならない。
「クッソ!おい!先輩!中にいるんだろ!どうなってんだよ!」
プロトバトルスのパイロットは応えない。無線からは雑音しか聞こえなかった。

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・BLUE VS RED 2
紅に染まる街を背に、プロトバトルスが構える。
『バトルスパイロット、聞こえるか』
『火器管制システムはこちらで掌握した。だがそれ以外はまだだ』
『可能な限りプロトバトルスをその場に止めろ。奴を人のいる場所に行かせるな!』

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・BLUE VS RED 3
こちらから迂闊に手は出せない。
可能な限り攻撃を捌く。
しかしついに捌ききれなくなった一撃が、ダイアバトルスを捉えた。

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・BLUE VS RED 5
両機共に翼はなくなった。これで飛んで逃げられることはなくなったが、こちらは蓄積したダメージ、それに加えて右手を失っている。
「流石先輩のプロトバトルス。一筋縄じゃいかねえな・・・」
もう防戦は止めだ。反撃するしかない。だが
「反撃したところでどうにかなるかね」
『戦闘データの蓄積はあちらの方が上です。しかし遠隔操作である以上、何がしかの隙はあるはずです』
「やるしかねえか」
やってやるぜ。

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・BLUE VS RED 6
プロトバトルスのコックピット。そこに彼はいた。
ハッキングを受けていることはわかっている。だが彼には何も出来ない。
「・・・すまんな。プロト」
『構いません。むしろ謝るのはこちらですパイロット。上位命令には逆らえません』
彼は覚悟を決めていた。たとえこの場で死のうとも、誰も恨まないと。
「お前も覚悟、決めたんだな」
ダイアバトルスの赤い目が強く光る。プロトバトルスが放った一撃を避け、右手のガトリングナックルを展開していた。
「悪いな。俺達じゃどうしようもないんだ」
大きく振りかぶられる右腕。銃身が回転する。
「後は頼んだぞ」

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・BLUE VS RED 7
「オラァッ!」
ガトリングナックルで文字通りぶん殴る。その瞬間に銃身が火を噴く。プロトバトルスの左腕が吹き飛んだ。それと同時に右肩に残っているキャノンで残りの肩も同時に吹き飛ばす!

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『お見事ですパイロット』
これでプロトバトルスは武器を全て失った。
しかし青い双眸は未だにこちらを睨み付けている。
まだ足りないのか。

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『今だ!ジャミング開始!』
無線から隊員の声がする。
それを境に目の前のプロトバトルスの目から徐々に光が失われ、最後には沈黙した。

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・夕焼けに染まる
「よう、まだいきてるか先輩」
まさか、またこの軽口を聞けるとは思っていなかった。
「意外なことにな。誰かさんが盛大に殴るから鞭打ちになったかもしれんが」
「そんな柔じゃないだろ?」
「まあな」
軽口とは裏腹につかれきった顔。ぼろぼろの機体を見ても危うかったことがわかる。こいつはあの状況から俺達を助けるためにここまでしたのか。
「・・・よくやった。お前は最高のパイロットだよ」
「ああ、よく知ってるよ」
『私もよく知っています』

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